世界中に蔓延した COVID-19 の影響でテレワークを行っています。
自宅に、光回線が引かれていれば問題ないでしょうが、スマートフォンだけという人も多いいと思います。
会社から支給されたスマートフォンやモバイルルータがあれば問題ないでしょうが?意外と通信環境は自己負担という人も多いと思います。
スマートフォンのテザリング機能でネットに繋ぐ事ができれば最低限仕事が出来ると思いますが、気になるのはパケット代です。
テレワークも様々な形態があると思いますが、私の会社では仮想デスクトップ(VDI)環境にアクセスします。
会社にVPNを接続して、ファイルサーバーへのアクセスとメールやグループウェアが使えればよいというのではなく、仮想デスクトップ(VDI)環境の場合常時接続していなければなりません。
その場合、かなりのパケットを使うことになります。
私の実績ですが
・メールやグループウェア、ExcelやWordやPowerPointの編集 → 100MByte / 1時間
・Web会議(音声通話) → 200MByte / 1時間
・Web会議(画面共有) → 300MByte / 1時間
・Web会議(ビデオ通話) → 600MByte / 1時間
くらいのデータ量が必要でしょうか?
通常は 220Kbps の帯域でも大丈夫ですが、
Web会議(ビデオ通話) で 1.3Mbps の帯域が必要な計算になります。
以前、VDI環境の場合、1ユーザー 150Kbps の帯域が必要と言われていたので、通常の220Kbps は妥当な数値でしょうか?
docomo や au や Softbank の契約であれば Web会議(ビデオ通話) で 1.3Mbps は問題ないでしょうけど、料金が高いのが難点です。
少しでも安くしようとしたとき、UQ mobile が 6月から、スマホプランR で 節約モード時に常時 1Mbps というサービスを始めたのでこれを使ってみることにしました。
MVNO が 200Kbpsなので UQ の 1Mbps という数字はかなりインパクトあります。
Y!mobile も 7月から スマホベーシックプランM で同様のサービスを始めています。
楽天も MVNO 時代に、低速モード 1Mbps をおこなつていましたが、時間帯によっては300Kbps になったりと制約もありました。MNO サービスである Rakuten UN-LIMIT は低速モードはないですが、パートナーエリアで5GByte 以上使うと 1Mbps になってしまします。
本題の UQ mobile スマホプランR 節約モードで 仮想デスクトップ(VDI) を使うとどうなるかということですが、結果は「かなり使えます」
ただし、Web会議(ビデオ通話) の場合 1.3Mbpsの帯域を求められるのに、1Mbpsしかないので、かなり カクカク となってしまいますが、全く使えないわけでもありません。
Web会議(ビデオ通話) を使うときだけ、高速モードにすることで回避できるので、UQ mobile スマホプランR 節約モードで 仮想デスクトップ(VDI) という選択肢も悪くはありません。