2017年4月15日土曜日

クラウド環境でもバックアップは必要


クラウド各社が提供している、パブリッククラウド環境は、システムの冗長化されるだけではなく、地理的にも冗長化され、二重・三重にもバックアップされています。
例えば、Microsoft Azure であれば、通常 リージョン内でストレージは3重化、地理的冗長オプションを設定することでストレージは6重化されています。
ストレージは多重化されているのだから、バックアップは不要と思われるかもしれません。
実は、クラウドの物理的な障害に対しては有効ですが、クラウド利用者が誤ってデータを削除するなど論理的な障害に対しては復元できません。
このため、定期的にバックアップを取得する必要があります。
ただ、オンプレミスのようなバックアップソフトを調達する必要はなく、Microsoft Azure であれば、Azure Backup の様なサービスが提供されているので、これらを上手く使うのが良いと思います。