2017年1月11日水曜日

robocopy コマンドでバックアップ

Windows でファイルのバックアップする時に、今の作業フォルダと全く同じ構成でバックアップしたい時がある。
ファイルエクスプローラでコピーするのも良いが、すでにバックアップしていて、差分だけバックアップしたい時に便利なソフトはないかといろいろ探していたら、マイクロソフトがWindowsの標準で robocopy  コマンドを提供していた。
バックアップ元とバックアップ先を同じ構成に出来る便利なコマンドで、差分だけしか動作しないので動作も早い。
長いファイル名や深い階層のフォルダ、共有フォルダもきちんとコピーしてくれるので安心だ。
まさに目からウロコのツールです。

よく使うのであれば、バッチファイルをデスクトップ用意して必要な時に起動するのが便利です。


■使い方
robocopy /?
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robocopy コピー元 コピー先 [ファイル [ファイル]...] [オプション]
コピー元 :: コピー元ディレクトリ (ドライブ:\パスまたは \\サーバー\共有\パス)。
コピー先 :: コピー先ディレクトリ (ドライブ:\パスまたは \\サーバー\共有\パス)。
ファイル :: コピーするファイル (名前/ワイルドカード: 既定値は「*.*」)
:
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■実行例
C:\Users\hogehoge 配下のファイルを D:\Backup\hogehoge にバックアップする場合
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C:\> robocopy C:\Users\hogehoge D:\Backup\hogehoge  /mir
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C:\Users\hogehoge と全く同じ内容が D:\Backup\hogehoge へコピーされる。 D:\Backup\hogehoge に余分なファイルが有ると削除されます。