2016年11月2日水曜日

Windows Defender は有効なのか?

先日、パソコンの管理について依頼されたが、ウィルス・マルウェア対策を行うのに、Windows 10 標準機能である Windows Defender について考えてみる。

僕の見解としては、Windows Defender は有効と考えている。

確かに、他のセキュリティソフトに比べて、ウィルス・マルウェアの検出率は低いかもしれない。
しかしながら、検出率が高ければ安全か?といえばそうではない。
なぜなら、どのセキュリティソフトも数パーセントは検出できないからだ。
新しく作られたウィルス・マルウェアはそれを検出するパターンファイルが更新されるまでの時間は検出できないのはどれも同じ。
検出率も重大なウィルス・マルウェアであればマイクロソフトもすぐに対応している。

それより、ウィルス・マルウェアに感染させる脆弱性を潰すほうがセキュリティ対策には必要だ。
そういう意味で考えると、Windows UPDATE を毎日確実に実施すれば、Windows Defenderでも有効と考えるし  Windows Defender は Windows UPDATE でパターンファイルが確実に更新されるので安心だ。
企業向けにも、Enterprise Mobility + Security (EMS) と言うかたちで同じエンジンのウィルス・マルウェア対策ソフトを提供しているので安心とも言えよう。

さて、みなさんは Windows Defender は有効と思いますか?